2024.11.19
マイナンバーカードの是非をめぐっては、さまざまな意見がありますが、国(デジタル庁)では、税金や社会保険、運転免許証をはじめとして、さまざまな行政機関が連携できるよう普及と推進に努めています。
2024年12月2日以降、これまでの「健康保険証」の新規発行が終了し、今後はマイナンバーカードの健康保険証「マイナ保険証」がメインとなります。
すでに2021年10月からマイナ保険証の運用は始まっていますが、これまでは「移行期間」として、医療機関での機器導入や利用者のマイナ登録推進にとどまっていました。
(ホントのところ、あまり普及はしていないようですが…)
また、12月以降、保険証が使えなくなる ということでもありません。
ただし、国の制度に対する主旨を理解したうえで、時代に即した変化を受け入れることも大切かなと思います。
さて、マイナ保険証のはなし…
【保険証廃止にむけた準備作業】
これまでの保険証からマイナ保険証への切替えにあたり、
国民健康保険に加入の方は、自治体(市区町村)から
協会けんぽや組合健保の方は、各保険組合から
「保険資格データの確認(←名称は異なる可能性あり)」が郵送されてきます。
基本的には、誤りはないはずですが、大切な個人情報ですので、確実に自分の情報が医療保険のデータベースと連携するよう念のため誤りがないか確認しましょう。
記載されているマイナンバー下4ケタ、氏名表記に誤りがなければ、
マイナポータルの資格情報画面をスマホにダウンロードします。
マイナポータルにログインして、「わたし」の登録状況を確認します。
すでに、健康保険証➤登録済 と表示されていれば、作業終了です。
念のため、「資格情報」を確認してみると、「区分」「交付年月日」「記号」「番号」…など保険証に記載されている情報が登録されているはずです。
画面下の「端末に保存」から保存しておくと、都度マイナポータルにアクセスしなくても、確認できて便利です。
ただ、スマホ(端末)に保存したはずなのに、データが見つけられないという意外な盲点があるようです。
っていうか、ありがち~
iPhoneであれば、ホーム画面に「ファイル」というアイコンがあり、そこに保存されています!!
【マイナ保険証の使い方】
基本的に、紙の保険証からデータのマイナ保険証に切り替わるだけで、マイナ保険証を医療機関で提示という点では変更ありません。
ただし、動作的には、窓口で手渡し➤窓口にある「オンライン資格確認等システム」に読み込ませる
という変更になります。
こんなとき…
■ 「オンライン資格確認等システム」を導入していない医療機関を受診する時
■ 通信状態などによりマイナ保険証が使えない時
■ マイナンバーカードは持っているけど、スマホを持っていない
→マイナポータルの資格情報画面または保存したデータを提示します。
■ マイナンバーカードを持っていない時
→保険組合から郵送された「資格情報のお知らせ」を携帯し、提示します。
デジタル庁では、「マイナンバーカードの取得をお願いします」との記載でした。
保険証からマイナ保険証への移行がスムーズに進めば、資格情報画面の提示などは不要な手順となるかと思います。
ただ、何事も移行期間にはトラブルが起こるものです。
過去には、年金手帳に記載されているはずの記録が記載されていなかったことが社会問題になったこともありました。
そのためには、自分自身できちんと確認することが大切です。
郵送物を放置せず、とりあえず、記載内容の確認とマイナポータルへのログインをしてみましょう。
この機会に、マイナンバーカードを申請することも考えてみてください。
コンビニでの住民票発行や確定申告など利便性よいと感じています。
何よりも、行政手続の際に必要であった添付書類が格段に減ります!!
また、懸念される個人情報流出についても、マイナンバー自体を知られても悪用することは難しいですし、ICチップ部分には秘匿性の高い個人情報が記録されている訳ではないので心配は無用かと思います。
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