新型コロナが家計に及ぼす影響 ~保険料の支払いが負担な場合

2020.4.18

連日の新型コロナウィルス関連です。少しでもみなさまのお役に立てたら嬉しいです。

 

国民一人につき10万円支給との発表ありました。ホント助かりますね。ただ、助かるけど「足りない」というのが本当かもしれません。

家計への影響は、じわりじわりとやってきて長期化が予測されます。1年先、2年先まで見据えた家計づくりを少しずつ考えていきましょう。

 

先日の投稿で、「固定費の見直し」提案いたしました。これまでの収入が維持できれば問題ありませんが、多かれ少なかれ影響はあるでしょう。今後に備えての支出を減らすこと検討してみましょう。

 

固定費の一つ、「保険料の支払い」について考えてみます。

 

まず、短期的な視点(現在~6ヶ月くらい)から

 

支払いが難しい場合には、加入中の保険会社や借入先の金融機関へ相談しましょう。払えないからといって、決して、放置してはいけません。緊急事態宣言を受けて、特別措置や相談窓口が設置されています。

 

① 保険料払込猶予期間の延長

通常2ヵ月(月払いで2回分)の支払いが滞った場合には、「失効}といい、保障の効力がなくなってしまいます。今回の特別措置として、保険会社へ申し出ることにより、保険料払込猶予期間を延長できる取り扱いが発表されています。概ね9月まで支払いが猶予されるとのことです。

ご加入中の保険会社お客様センターなどへ電話にてお問い合わせください。

(参考)生命保険協会「新型コロナウィルス感染症に係る生命保険会社の相談窓口」https://fp-yumeplan.com/wp-admin/post-new.php

 

② 契約者貸付けの利用

貯蓄性のある保険の場合であれば、解約返戻金を担保にお金を引き出す(借入れ)が可能です。一般的に金融機関の借り入れより低金利、審査や提出書類なし、短期間での口座入金が可能です。積立額やこれまでの払込み年数によります。返済期限はありませんが、万一の場合には、借入額を相殺して残額が保険金として支払われます。低金利とは言え利息を支払う必要ありますので、余裕ができたときには返済しましょう。

万一の場合に必要な額として、加入された保険の筈です。保険金額が減ってしまった場合には、遺された家族が思い通りの生活を送れなくなる可能性があること、心に留めておきましょう。

 

なお、安易な減額や解約は、避けたいところです。

落ち着いたら再加入と思っていても、現在の年齢での保険料は当然に高くなっていますし、体調によっては加入できない場合もあります。慎重に検討したいところです。

 

とりあえずは、「今」を乗り越えることが最優先です。支出すべき項目と金額を書き出すこと、優先順位をつけること、先送りできるもの、いつまで先送りできるのか、纏めておくとよいでしょう。

 

1年~2年先程度の中期的、さらに人生をトータルで考えた長期的プランについては、ファイナンシャルプランナーを活用することお勧めします。

保険だけでなく、住宅ローン、教育費、老後資金まで、さまざまな観点からお手伝いできます。

 

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大竹麻佐子 
ファイナンシャルプランナー(CFP) 
相続診断士 
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