⑥ 病気が心配・ガンが心配…に備える「医療保障」

2025.1.26

 

誰もが病気になる可能性はあります。そして、加齢とともに病気になる確率は高くなります。
健康で毎日が送れれば何よりなのですが、思いがけず病気やケガで入院・手術となる可能性についても備えておきたいですね。

 

日本では、公的医療保険制度が充実しているので、保険証(最近ではマイナンバーカード)を提示することで、基本的に医療費の3割負担で診療や治療を受けることができます。

 

とは言え、ある日突然の入院や手術による出費は、家計に少なからず影響を与えるものです。
その時のための自助努力として「医療保険」に加入することをおすすめします。

 

保険の世界において、医療保険は、第1分野の生命保険(死亡保障)、第2分野の損害保険に加えて、第3分野に該当します。そのため、生命保険会社だけでなく、損害保険会社でも取り扱いがあります。
比較的歴史の浅い医療保険ですが、近年の寿命の延びや医療の発達により、進化が激しく、保険商品の種類は多岐にわたります。

 

そういった背景もあり、医療保障を検討しようと思っても、「なにを」「どのように」選べばよいのか途方に暮れる、結果として後回しにしてしまうという方が多いようです。

 

まずは、主契約…
● 入院したら1日当たり「いくら」の保障(給付金)が受け取れるのか
● 「いつから」「いつまで」受け取れるのか
● 手術の保障の多寡

 

目安として、傷病手当金など公的医療制度(健康保険組合)が手厚い会社員であれば「日額5000円」、自助努力の必要な個人事業主などは「日額1万円」の保障を考えたいです。
でも、日額5000円と日額1万円では、負担する保険料が倍になるので、お財布事情も考慮する必要があります。

私は、個人事業主ですが、日額5000円です。
入院した場合に保険適用外の差額ベッド代を考慮して、日額8000円としている方がいて、すごく納得した経験があります。

 

最近では、日帰り入院から保障される保険が主流となっていますが、商品によっては、1泊目からという商品もあります。また、30日型・60日型・120日型など1入院あたりの支払限度日数や通算限度日数など商品により選ぶことができます。短期入院がふえているので30日型を選ぶ方が多いようですが、保険料高くなっても長期の方がいいという方もいらっしゃいます。

手術保障によっては、保険会社または商品によって差異があるので、比較検討してみることおすすめです。

 

そして、特約…

たとえば、三大疾病保障特約
三大疾病とは「がん」「急性心筋梗塞」「脳卒中」を言いますが、保障として、「がん」「心疾患」「脳疾患」と幅広く保障される商品や特定疾病・8大疾病・重大疾病等それぞれの名称で糖尿病や高血圧症など範囲を広げた特約を選べる商品もあります。

ほかに、
●生活習慣病特約
●がん入院特約・がん診断給付金特約
●入院一時金特約
●短期入院特約
●長期入院特約
●特定疾病支払限度無制限特約
●退院給付金特約
●通院特約
●女性疾病特約
●特定損傷特約
●先進医療特約
●保険料払込免除特約
などなど、多くの特約があります。

主契約だけでも悩むのに、特約の種類はさまざまで、保険会社によって名称が異なるものも多く、さらに悩みますね。

 

とくに「癌」が心配と言う場合には、さらにガンに特化した「がん保険」の検討がおすすめです。

 

友人知人に保険担当者を紹介してもらったり、保険代理店へ問い合わせして、オススメの保険会社3社程度で見積り(提案書)を作成してもらい、そのうえで比較検討すると選びやすいかもしれません。
最初の提案書では、担当者オススメの特約が多く付帯したもの構いません。
ただし、比較する3社の保障内容は、ほぼ同等で作成してもらうようにしましょう。
そのうえで、各保険会社の特約の特徴や給付要件を確認し、自分にとって不要と思われるものは、その時点で削除します。

 

あとは、支払う保険料について検討します。
「あったらよいな」という特約でも、毎月支払う金額として妥当かどうかを考えると、「いらない」と決断に至ることもあります。

決断が難しいとき、迷ったときなどは、「セカンドオピニオン」としてFPに相談することも有効かと思います。

 

長くなりましたが、医療保険を選ぶのは、選択肢が多すぎて難しいかもしれません。
それでも、それぞれの心配ごとや状況をふまえて、適切な保障を考えておきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

ゆめプランニングでは、中立的な立場での保険相談を行っています。
これから加入しようと思う方、現在の保障(補償)内容がよくわからない方、見直し提案を受けている方…
■保険セカンドオピニオン 11,000円(税込)
■保険証券分析 11,000円(税込)
■ライフプラン相談 7,700円(税込)
まずは、お問い合わせください。

 

========================== 
相談(初回は概ね90分、7700円税込)受付中 
■メール相談は無料■

大竹麻佐子      
ファイナンシャルプランナー(CFP) /相続診断士/整理収納アドバイザー       
ゆめプランニング笑顔相続・FP事務所 https://fp-yumeplan.com/ 

お問い合わせ 
(でんわ)→ 090-5419-0532 
(メール)→ m-ootake@fp-yumeplan.com 
(HPより)→ https://fp-yumeplan.com/contact-us/ 
==========================
  • Share: