2021.1.14
「相続対策は、“お金持ち”がすること。」と思っていませんか。
それは、誤解。
「うちは、家族仲がよいから対策不要。」という言葉をよく聞きますが、
それは、思い込み。
もめる相続が泥沼化し、法廷へ…
令和元年に家裁に持ち込まれた遺産分割に関わる事件は13,801件。(令和元年司法統計より)
約半数が認容や調停により解決とのデータがありますが、ココロと体力の消耗は否めないでしょう。
仲のよかった家族が、それ以降、顔も見たくないというケースも多くあります。
さらにデータをみると、認容・調停成立した7,224件のうち、約76%が相続財産5,000万円以下の相続でした。
相続対策というと、「相続税」を考える場合が多いようですが、実は、相続税のかからない世帯で揉めています。
相続財産の多くを占めるのが“自宅”など分割が難しい不動産というのも、もめる原因かもしれません。
核家族化により、高齢者の独り暮らしが増え、離れて住む子世代はすでに住宅購入しており、駅から離れている老朽化した自宅を引き継ぐことに消極的な相続人・・・
思い出の実家を残したい姉と売却して現金化したい妹の話し合いの平行線・・・
現金であれば半分に分けることが可能ですが、
自宅などの不動産は半分にすることが難しいものです。
不動産の共有名義化は、“もめごとの先送り”でしかないため、おすすめしません。
争族を回避するためには、誤解や思い込みをなくし、向き合うことが大切です。
遺す人も、引き継ぐひとも、それぞれの価値観や想いは、さまざまです。
話しにくい、聞きにくいという声も耳にしますが、亡くなってから想いを伝えるのは難しいかもしれません。感謝の言葉は、直接伝えたいですね。
なにが問題なのか、考えるポイントがわからないという場合も多いでしょう。
まずは、知ることから始めてみましょう。
また、相続診断士などの専門家に相談することもおすすめです。
相続は、登記などを専門とする司法書士、揉めそうな場合には弁護士、税金は税理士、事業を営んでいる場合には事業承継に強い中小企業診断士など状況に応じて連携する専門家が異なります。
相続診断士やファイナンシャルプランナーは、相談者の隣りに位置し、トータルにサポートすることが可能です。
相続対策などの具体的解決策も重要ですが、「考える」体制づくりも大切です。
エンディングノートは、自分と向き合う、家族と向き合うための手段として有効です。
ゆめプランニングでは、エンディングノートへの書き込みをサポートしています。
お気軽にお問い合わせください。
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