記憶の支えと生活の支え~もの忘れが気になったら

2020.3.6

新型コロナ感染拡大が気になりますね。

予定していた講座が延期になり、残念な週末です。

 

2月から6日間にわたる「後見人講座」を受講しています。4回が終わり、後は具体的な事例や取り組み方を学ぶ予定でした。2020年は、知識だけでなくリアルな現場の情報や実情をふまえたサポートをすることをミッションとしています。

後見制度や家族信託といった親世代の今後について、私自身が関わることで、きっとお役に立てるのではないかと考えています。

 

せっかくなので、ここまで学んだことで、印象に残っていることをお伝えします。

 

親の行動や言動で、「あれ?」「認知症かも?」と気になったら…

 

「老齢化は、

年金者になったときから始まるのではなく、

私たちが生まれたときからはじまるのです。

老齢化は人生を通じて進む」

(イヴァール・ロー=ヨハンソン:スウェーデンの作家)

 

認知症も診断された時から始まるのではありません。認知症かそうでないかは、実際には線引きはできません。人生を自然に歩むことが大切です。

病院に行くのは、認知症の診断のためではなく、自分らしく生きるためのヒントを見つけるためです。

 

今までできていたことができなくなるって、とても辛いことですね。

本人とその周囲にいる人が、できることとできないことを理解して、安心して生活を送ることができるように考え、行動することが大切です。

 

☆生活の中で起こる記憶の問題を和らげる

①ルーティンを持つ …日課を作り、順番を決めておくことで安心できる。

②一度にひとつのこと …混乱しないためにも、ひとつずつ物事を片付ける。

③ひとつの場所に置く …鍵、財布、メガネなど日々使用するものは、決まったひとつの場所に置くとよい。

④リラックス …静かでリラックスできる場所をもつ。

⑤タイミング …午前中は比較的調子がよく何かを行うにはよい時間帯のようです。

⑥サポート …友人や家族は記憶を助けてくれる存在。想いを話し、気持ちを感じてもらえる、誰かと一緒に活動しましょう。

 

☆支える家族は、助手席に座るイメージ

認知症と診断されても、運転する(生きる)のは、本人です。

「どうすればいい?」の問いかけには、「一緒に考えましょう。」と言ってあげましょう。

 

頭ではわかっていても、日々の家事や仕事で疲れている状態では、優しくしたくても、つい… となることも多いでしょう。

役割分担することや第三者のサポートを借りることも必要です。

地域包括支援センター(地域によっては名称がちがうこともあります。)に相談してみることお勧めします。(相談は無料)

 

参照:認知症介護情報ネットワーク

https://www.dcnet.gr.jp/support/cafe/

 

ゆめプランニングでは、「モノとお金と想いを整理整とんサービス」を始めました。

品川区及び隣接地域限定ですが、お問合せください。

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大竹麻佐子 
ファイナンシャルプランナー(CFP) 
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