気になる親のこと~老化によるもの忘れと認知症はちがう!!

2020.12.16

「くらしとお金」についてサポートやアドバイスするのがファイナンシャル・プランナーですが、人生においてなにかと影響を与えるのが「お金」であり、「どう生きるか」というその人の考え方をベースに一緒に考える、というスタンスで業務をおこなっています。

ゆめプランニングでは、数字的な損得よりも、感情的なこと、大切にしていること、譲れないことを共有したうえでアドバイスをさせていただきます。

何気ない会話から、相談内容とは違った悩みも多く、そのなかでも離れて住む親のことを気にされているケースが多くあります。

 

「最近ボケてきたみたいで…」

 

まず知っておいていただきたいのは「老化によるもの忘れ」と「認知症」の違いです。

 

「朝食のメニューが思い出せない」は、私たちでもよくあることです。順を追って考えたり、ふとしたタイミングで思い出すことが可能です。思い出すまでの時間は長くなったり、頻繁になることは「老化」によるものと考えられます。

 

「朝食を食べたかどうかわからない。」には注意が必要です。起きた時間や一緒にいた人、そのときの状況などから断片的に記憶がないのか、まるごと忘れているのか観察してみましょう。

 

老化によるもの忘れは、忘れたことを自覚していますし、判断力に低下は見られません。日常生活に支障がないのであれば、会話によりヒントを与えることで本人の記憶が鮮明になるよう手助けしてあげてください。「忘れた」という現象は本人の自信喪失になりますが、「思い出した」という事実は本人の自信やエネルギーに変わります。

 

認知症を疑う場合は、経過とともに判断力が低下し、少々は進行します。日常生活に支障をきたす場合には、専門家に相談しましょう。

 

離れて住む親のことは気になりつつ、日々の業務や子育てに追われ、後回しになりがちです。ずっと元気でいてほしいけど、親の年齢は確実に上がっています。親自身も認知症への不安や心配は尽きません。インターネット情報が溢れている反面、素人判断してしまいがちでもあります。

まずは、認知症について「正しく知る」ことから始めたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

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大竹麻佐子      
ファイナンシャルプランナー(CFP) /相続診断士/整理収納アドバイザー       
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