2024.3.16
現在、市民後見人として、ある方の後見を担当しています。
その方は、現在は、特養(特別養護老人ホーム)に入所し、平穏な毎日を送っています。
認知症状が進むなかでも、私の顔を見ると、和やかに笑顔で近づいてきてくれます。
先日、挨拶しながら手を握ったら、私の手の冷たさに、「あら、冷たい!! どうしたの? 大丈夫?」
って、逆に心配されてしまいました。
後見活動を始めて2年が過ぎましたが、法律・制度・関係各機関・感情・勘定とさまざまな課題は尽きません。
でも、知ることは、とても大切だと思います。
今回、市民後見人養成講座のプログラムが刷新されたこともあり、都合のつく範囲で再受講しています。
後見制度の理解や関係法律、高齢者の生活、相談ロープレなど充実の内容です。
と言いつつ、なかなか参加できていないのですが…
初受講の方々は、2ヵ月間にわたり全7回みっちり学んでいらっしゃいます。
本日のテーマは「社会資源と地域の現状」
①医療連携と医療相談室の役割
②不動産業者との連携(空き家の現状と対策)
③葬儀事情
④高齢者の住まい(施設紹介)
と、なかなか興味深い内容でした。
医療連携について、
そもそも、治療のための病院と生活支援のための介護施設とは目的が異なります。
治療が終わると(症状が落ち着くと)病院を出なくてはならず、とくに独り暮らしの高齢者には不安が残ります。
自宅で過ごしたいと願う高齢者は多いもので、そうした希望と現症とのバランスを考えつつ、また経済的負担も考慮しつつ支援を継続することの重要性と大変さは、これまでの後見活動を通じてリアルに感じるところです。
そして、希望や状況は、一人ひとり異なります。
できることとできないことの間で試行錯誤を繰り返し、落ち着いた毎日を過ごせたらいいですね。
そう考えると、私が担当している被後見人さんは、これでよかったのかな、と少しホッとしました。
これからも、一人ひとりの声に耳を傾けていこうと思いました。
抽象的なメッセージですみません。
本日の学びで、すごく納得したこと
大切なのは、「できることは自分でやってもらう。できないことを支援するのが介護」とのこと。
おっしゃる通りなのですが、あらためて納得感ある一言でした。
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大竹麻佐子
ファイナンシャルプランナー(CFP) /相続診断士/整理収納アドバイザー
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