2025.3.31
多くの場合、住宅の購入にあたっては、ローンを利用するかと思います。
少しでも低い金利で、月々の返済額を抑えたい。総支払額を抑えたいと思うのは当然のことでしょう。
超低金利時代と言われたこれまでは、とても低い金利で借入れができました。
でも、昨年3月の日本銀行(日銀)によるゼロ金利解除以降、段階的に政策金利は利上げされています。
(前回3月は見送られましたが…)
金利上昇は、貯める分には嬉しいけれど、住宅ローンなど借入れがある場合には、不安材料となります。
実際に、金融機関から「利率変更のお知らせ」「返済予定明細」が送付されているケースも見られます。
日銀が掲げる「インフレ目標2%」を前提とすると、また、植田総裁のコメントなどをふまえると、当面、利上げ政策を続く可能性は高いと思われます。
ただし、上昇し続けるということではなく、国内外の情勢をふまえつつ、1.0%~2.0%程度まで徐々に引き上げられ、やがて落ち着くことが推測されます。
そこで、今後の金利上昇リスクが心配な方は、住宅ローンを変動金利から固定金利に借り換えることも選択肢です。
このような状況のなかで、金利上昇に怯えつつ、精神的に滅入ってしまうことは避けたいです。
とは言え、住宅ローンの借換えにあたっては、当然ながら、残債額、期間、手数料などをふまえて総合的に判断することが大切です。
一般的に、変動金利よりも固定金利の方が金利が高いのが一般的であるため、毎月の返済額負担が大きくなることが予測されます。余剰資金があれば、繰り上げ返済で借入元本額を減らすことが効果的である一方で、変動金利での借り入れを継続しつつ、借入れ金利を上回る利回りで、投資効果が得られれば、トータルで家計は+(プラス)となり得ます。
現在の家計収支と資産残高、これからのライフプランをふまえて、納得の住宅ローン返済計画を考えましょう。
そのためにも、私たち消費者は、社会情勢や経済状況にアンテナを張っておく必要がありそうです。
先のことはわからないけれど、予測することは可能です。
「日本銀行(日銀)がどういう方針で動いているのか」を知ることで、住宅ローンの繰り上げ返済、借り換えなどのほか、投資への判断材料となり、納得の選択をすることができるでしょう。
「自分にとっては…」の観点で考える習慣をぜひ身に付けてほしいと思います。
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