2024.11.25
「小規模多機能型居宅介護」とは、利用者が可能な限り自立した日常生活を送ることができるよう、利用者の選択に応じて、施設への「通い」を中心として、短期間の「宿泊」や利用者の自宅への「訪問」を組合せ、家庭的な環境と地域住民との交流の下で日常生活上の支援や機能訓練を行う施設です。
(厚生労働省「介護事業所・生活関連情報検索」より)
高齢者の住まいとして、「特養」とか、「有料老人ホーム」は知られているところですが、小規模多機能型居宅介護というのは、私自身、名称のみでどういった施設で、どういう方が利用できて、どういうサービスがあるのか知りませんでした。
今回見学させていただいたのは、品川区大井7丁目の閑静な住宅街に位置する小規模多機能型居宅介護「花織(かおり)しながわ」と併設するグループホーム「花物語しながわ」です。
■小規模多機能型居宅介護「花織(かおり)しながわ」
利用者は、品川区に住まいのある要支援1から要介護5までの介護保険の被保険者。
比較的元気で自分のことは自分でできる方が、交流やリハビリ目的に日帰りで利用するケース、
医療機関からの退院後、有料老人ホーム探し期間中の仮の住まいとして宿泊するケース、
普段介護している家族が仕事や旅行などの事情で見守りができない場合に数日宿泊するケース
など、それぞれの事情によって、利用目的はさまざまです。
通い定員18名、宿泊定員7名と人数に限りはありますが、小規模ながらのアットホームな雰囲気で、利用者が自宅にいる感覚で過ごせるのが魅力です。
ただし、在宅が前提であるため、長期間(目安として30日を超える)の滞在はNGです。
普段介護に従事している家族にとって、リフレッシュする時間ってホント必要だと思います。こういった施設を利用することで、安心して、自分の生活や趣味を楽しむ時間を過ごすことができるのは、とてもいいなぁと感じました!!
見学の後、食堂で打合せさせていただいたのですが、利用者さんたちは、お茶とクッキーを横に、新聞を読む方、テレビを見る方、語らう方々など思い思いの時間を過ごされていました。
最期まで自宅で過ごしたい…という高齢者は多いものです。
とは言え、独りでの生活は寂しく、栄養も偏りがちです。
新聞を読むにしても、誰かが傍にいることの安心感は格段に違うはずです。
何よりも、介護保険サービスを利用するため、食事などの実費分ふくめても、経済的負担が抑えられていることも魅力です。
小規模多機能型居宅介護は、そういった意味で「在宅の最後の砦(とりで)」とも呼ばれているそうです。
納得…です。
■グループホーム「花物語しながわ」
小規模多機能型居宅介護「花織」と同じ建物内2Fと3Fは、グループホーム「花物語しながわ」となります。
こちらは、認知症状の状態にある高齢者が、1フロア9名の少人数で共同生活をおくる住居です。
入居者の認知症状はさまざまですが、家庭的な雰囲気のなかでケアワーカーとともに過ごす日常生活は、穏やかで安心感があります。
夜勤スタッフが時間を見つけて手作りの飾りつけをされているとのこと、とてもあたたかい雰囲気でした。
小規模多機能型居宅介護「花織」を利用されていた方が、グループホーム「花物語しながわ」への入居を希望されるケースも多いそうです。
ただ、常に満室とのことでお断りせざるを得ないこともあるとのことです。
いずれにしても、こういった施設について、知っておくこと大切だなと思いました。
■ 小規模多機能型居宅介護「花織(かおり)しながわ」→https://jala.co.jp/facility/k-shinagawa/
■ グループホーム「花物語しながわ」→https://jala.co.jp/facility/shinagawa/
■ 運営:株式会社 日本アメニティライフ協会→ https://jala.co.jp/
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