⑪ 知っておきたい「教育」にかかるお金

2024.8.25

 

人生における三大資金の回でもお伝えしましたが、子どもの教育費は、総額にすると大きな金額となります。
親としては、応援したい一方で、家計負担も気になるところです。

 

 

 

 

文部科学省では、実態を把握するために、定期的に調査を行っています。

 

 

2021年(令和3年)度の調査結果を紹介しましょう。

 

 

 

 

 

 

それぞれ第1学年では入学準備等、また受験前の学年では塾代など費用がかさむことが想定されます。

 

上記に大学費用を加えて、学校区分ごとに合計すると…

 

 

注目すべきは、私立小学校に進学させるとすると6年間で1000万円にもなることです。

たとえば、幼稚園と大学は私立、小学校から高校までは公立としても子ども1人の教育費総額は約1200万円になります。

 

ただし、教育費としては、小学校から高校までは生活費のやりくりで乗り越え、大学費用を視野に準備をすることをおすすめします。

 

それでも不足する場合には、奨学金(卒業後に子が返済)や教育ローン(親が借入れ後返済)なども選択肢となります。

 

親としては、経済的理由で子どもに進学を諦めさせることは回避したいところです。
一方で、将来の老後資金に困窮するような子への投資も避けるべきです。
経済的事情もふくめ、親子で話し合うことが、将来にわたって納得感あり、後悔のない選択へと繋がるはずです。

 

 

親子だけで話し合うことに躊躇ある場合には、ファイナンシャルプランナーという第三者が介在することで、普段は言いにくいことが話せる場を作ることもできます。
「ゆめプランニング」では、有料相談(初回は概ね90分、7700円税込)をお受けしています。
ぜひご活用ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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大竹麻佐子      
ファイナンシャルプランナー(CFP) /相続診断士/整理収納アドバイザー       
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