2024.2.8
Webサイト「野村ファクタリングステーション」様のご依頼により、
記事監修しました。
一般生活者にとって、聞きなれない「ファクタリング」という言葉ですが、事業者(個人事業主や法人)が活用することのできる資金調達方法のひとつです。
商品購入時の代金やサービスの対価の支払いは、買い手にとっては先延ばしの方が嬉しい(助かる)のですが、売り手にとっては、資金回収がそれだけ遅くなるので資金繰りが苦しくなります。
サービスの提供→請求書の発行→相手先の締め日→資金決済(振込み)といった流れをたどると、業界によっては翌々月の現金化になる場合もあります。その間に従業員さんへの給与や家賃を支払わなければなりません。商品の仕入れ先への支払いも発生します。経理上は、「売掛金」として計上され、会社の売上にはなっているものの、実際に入金されるまでは使えない資金なのです。
売上の相手先(お客様・取引先)に対する請求権を「売掛債権」と言います。この売掛債権を業者に売却することにより、予定よりも早く資金化できるのが「ファクタリング」という仕組みです。
これまでは、いや現状でも、資金繰りの解決策は「銀行融資」ですが、審査に時間がかかること、提出書類の準備が大変なことなどから最近増えてきている手段です。とは言え、「手数料が高い」「ファクタリング業者が多すぎて選べない」など問題もあります。
そもそも、個人事業主でも法人でも、「お金に向き合う」ことの大切さは個人(家計)と同じです。
「入ってくるお金」「出ていくお金」「残すお金」を明確に把握することが大切です。数字上の売掛金に左右されることなく、現金化されるタイミングも含めた資金繰りをすべきです。それが「経営者」としての役割であり、責任だと思います。
資金繰りがきちんとできていれば、支払日直前に慌てることはないでしょう。また、発生する「手数料」の金額が、無駄な支出となることに気づくべきです。
批判的なコメントになってしまいましたが、「ファクタリングについて」「ファクタリング業者について」知っておくことは大切かと思います。
参考になれば嬉しいです。
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