キャッシュレス決済~利用時の注意点

2020.2.29(2020.3.8更新)

スーパーのレジでも、キャッシュレスでの支払いをする人を多く見かけるようになりました。

キャッシュレス決済ができるお店も増えてきたこと、実感しています。

 

高齢者からの相談や自分自身の経験もふまえて、キャッシュレス決済における注意点をまとめてみました。

 

まず、キャッシュレス決済とは…

現金を使わない決済手段のこと。

クレジットカードでの支払いや電子マネースマホ決済などが挙げられます。

 

メリットは、

①現金を持ち歩かないため、盗難や紛失のリスクが減る。

②ATMから現金を引き出す必要がない。

③手持ちの現金がなくても商品の購入ができる。

④取引履歴が残るため、またトラブル時にも、お金の流れを追うことができる。

 

政府は、2025年6月までに、キャッシュレス決済比率を40%まで引き上げる目標を掲げています。そのため、2019年10月1日の消費税増税後には、キャッシュレス決済でお買い物をした消費者にはポイント還元が受けられたり、端末を導入した店舗(事業主)には、補助をするなどの制度を展開しています。

2020年6月までの予定ですが、利用率も導入達成率も好調です。

 

制度が始まって5カ月…

「今までは現金のみだったけれど、キャッシュレス決済というものをした方がいいの?」

「利用の手軽さからキャッシュレス決済を積極的にしてきたけど、気づけば使い過ぎて、家計が赤字になった。」

「複数のアプリで決済していると、何にどれだけ使ったのか把握できない。」

「上限の設定したけれど、解除をくりかえしている。」

などの声が聞こえてきています。

 

キャッシュレス決済をする上での注意点

☆決済方法の特性を理解し、よく考えてから利用しましょう。

使える金額の把握予算をたてましょう。

☆日ごと、週ごと、月単位など、「ふりかえり」をしましょう。

☆購入する前に、必要なものかどうかを、冷静に判断しましょう。

☆不正利用なども考慮して、パスワード管理を忘れずにしましょう。

 

決して、キャッシュレス決済に否定的ではありません。

時代の流れを考えたら、オススメしていします。ただ、急激に時流にのろうとすると、歪みがでてくること、否めません。「お金ときちんと向き合うこと」に変わりはありません。

お財布の中にある紙幣や硬貨といった「目に見えるもの」「手に取れるもの」から「データ」という決済手段に変わっただけです。

 

根本は、同じ決済手段なのです。

 

高齢者からのお問合せには、

スマホを持たなくても、事前に電子マネーを購入(チャージ)した上で支払いに使えるプリペイド型をお勧めしています。

チャージした金額のなかで買い物すれば、使い過ぎることもありません。

レシートには、残高も記載されていますので安心ですよね。

 

今、いくらあるのか、買う必要があるのか、今なくても確実に入金予定があるのか、きちんと「向き合う」習慣をつけましょう。

 

と言いつつ、お財布の中の金額把握せず、レジでも金額を確認せず、家計簿を入力する際にレシートの金額に反省している私であったりもします。

一緒に「お金と向き合うこと」実践していきましょう!!

 

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大竹麻佐子 
ファイナンシャルプランナー(CFP) 
相続診断士 
整理収納アドバイザー 

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