2025.2.8
私たちは、さまざまなリスクに囲まれて生活しています。
予測できるリスクもあるし、想定外のリスクもあります。
また、受けるダメージの大小、精神的負担か経済的負担か… 「リスク」を考え始めると夜も眠れなくなりそうです。
「リスク対策」の手段として、「保険」で備えることは有効な選択肢だと思います。
ただ、保険商品の種類が多すぎて、何をどう選ぶべきか、これもまた悩ましいです。
今回は、収入に関する「保険」を考えてみましょう。
働けない状況に直面したとき、生活を維持するためには「お金」が必要です。
貯蓄を取り崩すという選択肢とともに、保険金(給付金)を受け取る方法もあります。
「収入保障保険」と「所得補償保険」と「就業不能保険」…???
何がどう違うの?
どれも、もしもの収入減に備える保険です。
でも…
■ 収入保障保険
収入保障保険は「死亡保険」の一種で、被保険者が死亡(または高度障害状態)した場合に、遺族がこれまで通りの生活を維持できることを目的に、毎月一定額が支払われる保険です。
(特徴)
・年金形式で給付され、保険期間が進むにつれ支払総額は減少
・保険期間は、10年・15年・20年などの年数もしくは、50歳まで・55歳までなどの歳満了などがあり任意に設定
・保険料は、定期保険より割安
とくに、子育て世代では、遺族の生活費や教育費を確保するために有効です。
■ 所得補償保険
所得補償保険は、病気やケガで働けなくなった場合に、所得の一部を補償する保険です。
主に自営業者やフリーランス向けですが、会社員でも加入できます。
給付は通常、日額もしくは月額で設定され、加入時の年収をもとに上限が決まります。
(特徴)
・病気やケガで働けない場合に補償
・受給期間は短期(1年~5年程度が一般的)
・働けない状態(就業不能)でも「減収」がないと給付されない場合がある
会社員の場合、健康保険の傷病手当金(最長1年6カ月)があるため、補償額や期間を調整する必要があります。
■ 就業不能保険
就業不能保険は、長期間の病気やケガで働けなくなった場合に、一定額を毎月受け取れる保険です。所得補償保険よりも保険期間が長く、定年までの収入をカバーする設計が可能です。
(特徴)
・病気やケガで働けない場合に補償(精神疾患も対象の場合あり)
・給付は月額で設定(死亡保険のような一括給付はなし)
・保障期間は長期(定年まで設定可能)
・健康保険の傷病手当金が終了後も保障が継続
長期間の病気や障害で収入が途絶えた場合のリスクに備えるのに有効です。
会社員でも、傷病手当金の終了後の生活費を確保する目的で加入する人が増えています。
似たような名称ですが、目的も仕組みも大きく異なります。
適切な選び方としては、
家族の生活を守るなら「収入保障保険」
病気やケガでの一時的な収入減を補いたいなら「所得補償保険」
長期間働けなくなったときの生活費を確保したいなら「就業不能保険」
でしょうか。
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