2024.12.13
前回、保険は、リスク対策の手段の1つというお話をしました。
もしもに備えるためには、貯蓄で備えるという選択肢もあります。
保険と貯蓄の大きな違いについて考えてみましょう。
■保険で備える
保険の魅力は、加入した時から備えが充実していることです。
保険金額1000万円の保険に加入したとして、図で見ると、時間が経過(横軸の左から右へ)しても、いつでも保険金額1000万円を遺族は受け取ることができます。
加入直後、たとえば保険料を1万円しか払っていなくても、支払事由に該当すれば1000万円を受取ることができます。
■貯蓄で備える
一方で、もしもの備えとして、目標金額1000万円を貯蓄で備えようとした場合、時間の経過とともに残高は増えますが、早々に亡くなってしまったらその時点での残高しかありません。
遺された家族の生活を守ることは難しいかもしれません。
保険は、申込者(契約者)と保険会社の契約です。
月払いであれば、家計が苦しい時でも毎月支払い続けなければなりません。
期間の定めのある「定期保険」などの場合には、満期とともに保障は消滅し、手元にお金は残りません。
貯蓄は、元気で積立期間を全うできれば、手元資金は残りますし、使い道は自由です。
「もしも」の対策として「保険で備える」という考え方が一般的かもしれませんが、そういった考え方に捉われる必要はありません。
「もしも」のときに、家族が困らないよう、自分にとって、どういった手段が適切なのか検討してみることです。
悲しいことに、「もしも」は、いつ起こるかわかりません。
リスク対策を考える際は、「将来の不安を払しょくするためには」という視点で考えること大切です。
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