㉑ 「ねんきん定期便」で何がわかるの?

2024.10.31

 

毎年誕生月に、これまでの年金記録が記載された「ねんきん定期便」が送られてきます。

「じっくり見たことがない」
「送られてきて見たけど、よくわからなかった」
「開いてもいない」
とおっしゃる方、意外と多いです。

 

将来の年金額を知るため、
自分がどれだけ年金保険料を支払っているのか知るため、
誤りがないか確認するための大切なお知らせです。

 

じつは、この「ねんきん定期便」、年齢によって形式や記載される内容が異なります。

 

 

 

こちらは、50歳未満の方がハガキで受け取るものです。

ちなみに、35歳時、45歳時には、これまでの加入履歴など詳細が記載された書類が封書で届きます。

 

記載されているのは…
・保険料納付額
・月別状況(直近13月)
・年金加入期間
・これまでの加入実績に応じた年金額

 

これまで実際に支払った年金保険料をもとに計算されているため、実際に将来受取る金額とは乖離があります。
この金額を見ると、少なくてガッカリするかもしれません。

でも、まだまだ期待しても大丈夫!!

65歳の年金受給まで時間がありますし、今後の働き方や収入額に変動あることが予想されるため、最低限受け取れる金額と考えましょう。

個人事業主で50代の私からすると、羨ましい限りです。

 

未納(転職で未加入であった期間や学生納付特例を申請した方)がある場合、10年以内であれば追納ができます。
追納することで老齢基礎年金を満額に近づけることができます。

 

 

 

こちらは、50歳以上の方がハガキで受け取るものです。
ただし、59歳時には、これまでの加入履歴など詳細が記載された書類が封書で届きます。

 

記載されているのは…
・保険料納付額
・月別状況(直近13月)
・年金加入期間
・老齢年金の種類と見込額

現在の働き方、収入が60歳まで継続したとした場合の年金額が記載されています。
比較的リアルな金額ですので、退職後のライフプランを考えるにあたって、参考になります。

 

50歳未満の方も、50歳以上の方も、
実際には、今後の収入額などが変動することから、将来受取る年金額も変動します。

ただし、今後のライフプランや退職後の資金計画を考える要素として有効ですので、きちんと確認するようにしましょう。

将来の生活に大きく影響する年金について、自分ごととして考えるよい機会となります。
とくに転職をされている方は、きちんと手続きがされているかについて確認しましょう。
また、記載内容について、少しでも不明な点がある場合には、日本年金機構に問い合わせてみることオススメします。

 

今回は、年1回日本年金機構から郵送される「ねんきん定期便」についてお伝えしましたが、Web上で確認することもできます。

日本年金機構「ねんきんネット」https://www.nenkin.go.jp/n_net/

 

 

 

「ゆめプランニング」では、有料相談(初回は概ね90分、7700円税込)をお受けしています。

相談の際、可能な限り、「ねんきん定期便」をご持参いただくようお願いしています。
50歳未満の方でも、記載された内容から将来の年金額を計算することも可能です。

現在の状況や今後への不安・心配などについてお聞かせください。
よりよい人生を送るために一緒に考えましょう。
ご連絡をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

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大竹麻佐子      
ファイナンシャルプランナー(CFP) /相続診断士/整理収納アドバイザー       
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